ミュージック バンク

ミュージック バンク

感性に訴えてきた楽曲を、ちゃんさきセレクションでお送りする音楽ブログ。独断と偏見で綴っています。

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楽曲紹介

WurtSの「SPACESHIP」から見る、“慢心”との戦い

初めて聴いたときから深みがあるように感じた、WurtSの「SPACESHIP」。 そして何度も噛みしめるうちに、さまざまな“旨味”を味わうことなったのだ。 やはりこの曲には魅力がたんまり詰まっている。そう確信した瞬間だった。 そして、この曲がNHKのパラスポー…

【On the treat Super Season】“おすし”の旨味をご堪能あれ!

病みつきになるハードコアなサウンド、クセになる歌詞、個性的なメンバー、魅せるパフォーマンス、それから多幸感に満ちたフロア――。 どこをどう切り取っても魅力にあふれている、アイドル・On the treat Super Season(通称:OSS。おすし)に、いま夢中であ…

“人を楽しませる天才”ジェニーハイの、音楽を超えたエンタメの最高峰【アリーナジェニー】

ジェニーハイが音楽とお笑いの最高のフュージョンで奏でた「アリーナジェニー」。それは“天才を超えよう”という、そのバンド名にふさわしい圧巻のライブだった。 ワクワクするオープニング パーキングのマークまであり、細部までこだわりを感じるコンビニを…

Ambivalent about VaVaの「悲しいAkon」

VaVaの「悲しいAkon」が突き抜けている。 これまで“アンビバレント”といえば、欅坂46(現、櫻坂46)のそれが浮かんだが、私の脳内ディクショナリー・“アンビバレント”ページの中に、新たな曲が刻まれた。 それが、この曲。VaVaの「悲しいAkon」である。 悲し…

溢れ出る“ゲーム愛”!【PLAY ALIVE 2021:Apex Legends シーズン8】公式テーマソング「Triforce」から感じた魅力

VaVa、Yo-Sea、そしてOMSBの3人が、それぞれ“内なる力”を発揮している楽曲をリリースした。その名も「Triforce」である。 Triforce (feat. Yo-Sea & OMSB) [Arcade Mix] VaVa ヒップホップ/ラップ ¥255 provided courtesy of iTunes “トライフォース”と聞い…

【Devil ANTHEM.「SS」】MVから見た、デビアンが“攻めの姿勢”を崩さない理由

3月3日にミニアルバム『SS』をリリースした、Devil ANTHEM.(通称:デビアン)。 その1曲目に収録されている表題曲「SS」では、どこか哀愁や切なさを漂わせるサウンドを挟みながら、疾走感のあるダンスミュージックに仕立てられた、抑揚のある楽曲となってい…

【DISH//「ルーザー」】“夢”とともに咲き誇れ、“華”の四重奏

2月24日にリリースされたばかりの、DISH//のニューアルバム『X』(読み:クロス)。このアルバムのスタートを切るのは、リード曲の「ルーザー」だ。 この曲は、さまざまな“試練(クロス)”を“渡って(クロス)”きたからこそ、生まれたような1曲となっている…

【Devil ANTHEM.「UP」】デビアンの魅力が詰まった、渾身の“自己紹介ソング”

ファンの間で話題となっている、Devil ANTHEM.(以下、デビアン)の新曲「UP」。 11月25日にリリースされるニューシングル『UP』の同表題曲は、先日公開されたばかりにも関わらず、中毒性があることで、既にライブの“キラーチューン”として定着しつつある。 …

【Devil ANTHEM.「VS」】アイドル戦国時代で戦う、乙女たちの“リアル”

「これは私たちとみんなとの戦いだよ!」 先日行われたライブツアー「Hang Out With Sound TOUR」の大阪公演で、そう話していたくるみちゃん。新曲「VS」について、笑いながらコメントしていた。この曲では、メンバーとファンが互いに熱量を競い合うようなフ…

KrewellaとYellow Claw、意外な2組のEDMユニットが「Rewind」で巻き起こした化学反応

KrewellaとYellow Clawによる新曲「Rewind」が7月10日、遂にリリースされた。 4月下旬に行われたオンラインフェス・Middlelands Virtual Rave-A-Thonでお披露目されてから、ファンの間で話題になっていた同曲。 本来、6月中にリリースされる予定だったのだが…

【NOISEMAKER「Better Days」】自分の想いに身を任せて

NOISE――。 いわゆる“雑音”は好きではない。 人の話し声や足音。車のクラクションや街頭ディスプレイの映像音。 家を飛び出すや否や、一瞬でそんな都会の喧騒に呑まれてしまう。 それらが一体となって作り出される“不協和音”には、思わず「僕は嫌だ」と叫びた…

【天晴れ!原宿「エンドレスサマー」】どこまでも広がる、天晴れの“夏”

最近、やたらと暑い日が続いている。ギラギラと照りつける太陽、エアコンが手放せない日々――。夏はもう、すぐそこの曲がり角までやってきている感覚だ。 何気ない日常を過ごしているとつい忘れてしまいがちなのだが、今年はいつもとはひと味違う夏がやってく…

CY8ERの「ごーしゅー!」から感じた、苺りなはむの想い

「ごーしゅー!」と初めて出逢った日 ヒーリングミュージックとEDMが掛け合わさったようなサウンドが轟く――。 今年の2月11日、イベント・東京ぴこぴこフェスに出演していたCY8ER。間のMCを挟んですぐ披露してくれたのは、「ごーしゅー!」だった。 イントロ…

【Devil ANTHEM.『Hang Out With Sound』】デビアンが奏でる“2020楽曲”の音色

新型コロナウイルスの影響で、世の中はいま転換期を迎えていると思っている。 これまでのやり方を見直している人もいれば、新たなものに挑戦する人も出てきた。そんな今の世の中を見ていると、やはり“無常”という言葉が刺さるのではないだろうか。 そして、…

CY8ER、ゆるめるモ!…“ネズミ”で表す、アイドルたちのロック魂【子年記念】

はじめに 有名な“ドブネズミの曲” ゆるめるモ!の「ガチャガキ」 CY8ERの「東京ラットシティ」 感想 はじめに “アイドルたちのロック魂”というタイトルに、どこか違和感を感じる人がいるかもしれない。「畑違いだ」とか、「何言ってんだ」なんて声すら聞こえ…

Fear, and Loathing in Las Vegasに2度泣いた、CDJ19/20でのお話

“なんちゃらラスベガス”の愛称でも親しまれる、Fear, and Loathing in Las Vegas(以下、ベガス)。 彼らは今からおよそ2週間前となる12月31日、COUNTDOWN JAPAN 19/20(通称:CDJ19/20)のGALAXY STAGEに出演していた。 そして、この日がきっかけとなり、筆…

馬鹿にできない“さいたま”、ココにあり! 太鼓の達人がアツかった

久々に太鼓の達人にハマった。 そのきっかけは、「さいたま2000」という“神曲”にある。 知らなかった「さいたま2000」 サウンドで攻める「さいたま2000」 歌詞でも魅せる「さいたま2000」 “さいたま”の歴史を振り返る 知らなかった「さいたま2000」 筆者が太…

【ゲーム好きな君へ】“最強コマンド”を入力している楽曲を紹介

ゲーム好きな君へ これを読んでいる君は、きっと格ゲー(対戦型格闘ゲーム)が好きなのではないだろうか。 私が格ゲーで遊んだ想い出は、友だちの家に遊びに行ったときくらいだが、ゲームが大好きで、小学生、中学生時代はゲーム漬けな日々を送っていた。 小…

“クッソ生きてやる”! ZOCの「family name」が心に響いた、あの日感じたこと

心に響いた“クッソ生きてやる”の言葉 ZOCが最後に披露した曲は「family name」だった。 先日開催されたギュウ農フェスでの出来事だ。 オクタゴンスピーカーとウーファーの威力が凄まじく、地響きしていたほど重低音が鳴り響いていた会場。心臓まで音が伝わっ…

BABYMETALの「Shanti Shanti Shanti」には2通りの意味がある? サンスクリット語を解読してみた

アルバム『METAL GALAXY』が待ち遠しい。 まるで“世界一周”した気分!? アルバム『METAL GALAXY』は彩り豊かな楽曲となる予感 10月11日に、アルバム『METAL GALAXY』を世界同時リリースするBABYMETAL。 前作『METAL RESISTANCE』からおよそ3年半ぶりにリリー…

転職活動中の人にはこう聴こえる! Devil ANTHEM.の12曲でエントリーから内定までの心理状況を表現してみた

このブログを読んでいただいている方は既にお気づきだと思うのだが、筆者は今、転職活動をしている。 そして、なかなか決まらず、たまに落ち込むこともあった。 そんな私を励ましてくれているのが、“沸ける正統派アイドル”Devil ANTHEM.(通称:デビアン)の…

MASQUERADE HOTEL、“フューチャーR&Bの新貴公子たち”がサウンドで魅せるエモさ

最近、何かと使われている「エモい」という言葉。 古語の「あはれ」と同じような意味で、感動した、切ない、寂しい、懐かしい、などの複数の感情がごちゃ混ぜとなった、漠然とした感情を表すのに用いられている。 私はこれまで「エモい」という表現を使った…

水曜日のカンパネラ・ケンモチヒデフミが凄いのは、“人”がテーマの曲だけじゃない!

水曜日のカンパネラの音楽担当・Kenmochi Hidefumi。彼は独創的なサウンドを手掛けているだけでなく、オリジナリティあふれる歌詞も生み出している。“人”をテーマにした曲が多く見られるが、今回は人以外がテーマの個性的な楽曲も紹介していきたい。 はじめ…

【[ALEXANDROS]「ワタリドリ」】卒業生と、夢や目標を追いかける全ての人へ

卒業シーズンの今日。 この時期になると必ずといっていいほど聴きたくなる楽曲がある。 ロックバンド・[ALEXANDROS]の「ワタリドリ」だ。 卒業生の他、夢や目標を追いかけている人すべてに読んでほしい。 筆者の過去 複雑な気持ちのまま迎えた卒業式 就活に…

【レミオロメン「3月9日」】好きな人に贈りたいラブソング

本日は3月14日。ホワイトデー。 出逢いと別れの季節である今日、まだ好きな人に想いを伝えられていないという人もいるのではないだろうか。 既にキャンディーやクッキーなどの甘いものと一緒に想いを伝えた人も、好きな人に何を伝えようか迷っている人も、伝…

【KANA-BOON『ハグルマ』】“二面性”で魅せる、強化された楽曲

“前進し続けるロックバンド”KANA-BOONが攻めている。 KANA-BOONの新曲に絶賛の声、続々! ニューシングル『ハグルマ』を3月6日にリリースしたKANA-BOON。 デビュー5周年を記念し、昨年から5シーズンにわたり、5作品のリリースと5つのイベント開催を実施する…

【Nulbarich『VOICE Remixes』】自己流“リミックス”の愉しみ方

CM曲にも起用された「VOICE」の“リミックス”が登場! Nulbarichが3月1日、EP『VOICE Remixes』をリリースした。 昨年11月にシングル『VOICE』を配信し、今年の2月に発売されたアルバム『Black Envelope』にも収録されている楽曲「VOICE」。 CMのタイアップ曲…

【パノラマパナマタウン『情熱とユーモア』】“楽しい裏切り”で見せた、彼らの成長っぷり

パノパナが2月13日、ついに初となるフルアルバム『情熱とユーモア』をリリースした。 彼らは、本当に“2010年後期、ロックシーン最終兵器”なのかもしれない。 楽しい裏切りにあったのだ。 多様性に富んだサウンドと挑発的なリリックが魅力だった、パノラマパ…

ステレオタイプを爆発! “女性の強さ”を描く歌手・Nettaの魅力に目が離せない

どこかエキゾチックなものに惹かれることはないだろうか。 人や香りなどの異国的な情緒のあるものは、どこか神秘的な要素さえも感じられる。 どことなくオリジナリティを感じさせる、少し変わった音楽も、人をたちまち魅了してしまうだろう。 若干25歳にして…

【岡崎体育『SAITAMA』】16,000人集客! “夢のたまアリ”の登竜門に挑む

夢に向かって頑張っている人はかっこいい。それでいて応援したくなる。 岡崎体育もそんな一人である。 “いつかはさいたまスーパーアリーナで口パクやってやるんだ 絶対” 2016年にアルバム『BASIN TECHNO』でメジャーデビューを果たした、シンガーソングライ…