ミュージック バンク

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感性に訴えてきた楽曲を、ちゃんさきセレクションでお送りする音楽ブログ。独断と偏見で綴っています。

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邦楽

【ジェニーハイ】まさかの典子さんが欠席した“クラシックコンサート”の幸先

ファン待望のアルバム3作目『ジェニークラシック』をリリースしたばかりのジェニーハイ。 コアなファンが待ち望んでいたのは、何より“典子さん”の行方だろう。 愛すべき典子さんの魅力に迫る パートナーを夢中にさせるべくダイエットに励むも、大好きなタピ…

とってもダメウーマン! ヤバT、花冷え、ジェニーハイで紡ぐ、崖っぷちOLのとある日々

新卒の際に入社した会社を除き、これまでメディア関連の仕事に携わってきた。 そんなちゃんさき氏だが、自分に合う会社だけでなく、合わない会社に所属していたことも少なくない。 つい先日、最終出社を迎えた企業は後者だった。 こればかりは入社してみない…

“ロックンロール・ドリーマー”の音色は、今日も鳴り止まない

はじめに あなたは心の中の“ロックンロール”をかき鳴らしているだろうか――。 “ロックンロール”。“ロック(rock)”と(and)“ロール(roll)”からなるこの言葉。日本語に無理やり訳すとしたら、“石が転がる”である。より分かりやすく表現するとしたら、“意思…

【年間ベストソング2022】ちゃんさきが選ぶ、マイベスト10選

明けましておめでとうございます。 早いもので、時は2023年の1月。2022年もさまざまな楽曲がリリースされ、多くの媒体やジャーナリスト、ライターからブロガーまで、音楽を愛する人たちが既に年間ベストを発表している中、遅ればせながら、今、昨年の年間ベ…

夜と私――部屋で踊る不器用な踊り

周りを見渡せば、エンタメを現場で楽しんでいる人がいる。ライブやフェスに参加したり、映画を観に行ったり。とにかく、みんな楽しそうだ。 それもそのはず。今ではだいぶ新型コロナウイルス感染対策の緩和が進んできているため、公共の場でのマスク着用など…

時空を超える「Super Ocean Man」から感じた、banvoxの固い意思

banvoxがダンスミュージック界を率いる日本人スターのひとりだという人がいたら、それは半分正解であり、半分違うと思う。彼はもっと自由なのではないか――。 “ジャンルや型に縛られたくないんですよ”。以前どこかで読んだインタビューでそう話していたbanvox…

WurtSの「SPACESHIP」から見る、“慢心”との戦い

初めて聴いたときから深みがあるように感じた、WurtSの「SPACESHIP」。 そして何度も噛みしめるうちに、さまざまな“旨味”を味わうことなったのだ。 やはりこの曲には魅力がたんまり詰まっている。そう確信した瞬間だった。 そして、この曲がNHKのパラスポー…

WANIMAの「曖昧」に問われた“本気度”

突然の出逢い Apple Musicのプレイリスト「トゥデイズ J-ロック」を流しながら作業していたのだが、WANIMAの「曖昧」のところでふと手が止まる。 メロディがなんとなく心地よく、楽曲をクリックしてみる。そこには「曖昧」と大きく書かれた文字と、男女が楽…

マイベスト10曲を紡いで描く、ちゃんさき的ストーリー2021【年間ベストソング】

早いもので、もう12月だ。 2021年もさまざまな曲がリリースされた。そして、1年が終わりに近づくにつれ、多くの媒体、それからジャーナリスト、ライターからブロガーまで、音楽を愛する人たちが次々と年間ベストを発表し、各地で盛り上がりを見せている。 そ…

“リアルプリンセス”ちゃんみな――“今”を生きる彼女が更新する“プリンセス像”を観た

「私はずっとプリンセスになりたいと思っていました」。 先日、日本武道館にて行われた単独ライブ「THE PRINCESS PROJECT - FINAL -」で、そう話してくれたちゃんみな。デビューアルバム『未成年』から「世界一 microphoneが似合う princess」や「I'm a prin…

“人を楽しませる天才”ジェニーハイの、音楽を超えたエンタメの最高峰【アリーナジェニー】

ジェニーハイが音楽とお笑いの最高のフュージョンで奏でた「アリーナジェニー」。それは“天才を超えよう”という、そのバンド名にふさわしい圧巻のライブだった。 ワクワクするオープニング パーキングのマークまであり、細部までこだわりを感じるコンビニを…

コロナ渦に見る、マキシマムザ亮君の“変わらない”カッコよさ

変わってゆくものの中にある、変わらないもの 今でも感染拡大が続いている、新型コロナウイルス。コロナ渦に巻き込まれてからというもの、マスクが外出する上での“必需品”となったり、ソーシャルディスタンスを心掛けるようになったりと、私たちの日常の多く…

KANA-BOON、ЯeaL、サカナクション…“SNS”がテーマの曲から、その使い方を考えてみた

私たちは何かとスマホをチェックしがちである。 LINE、Twitter、Instagram、Facebook、YouTube、TikTok、Clubhouseほか、数多のSNSがひしめき合う今。スマホを手放せなくなっている人も少なくない。 そうしたSNSを楽しむ目的で使用しているのならよいのだが…

“ヘタクソ”のその先へ――“愛すべきラブソング”たちの想いよ、響け

歌の上手い、下手だけで曲を判断する人がいる。 “下手”だと感じれば、簡単に切り捨ててしまう人が、残念ながらいる。 誰かにとっては、“ヘタクソ”に感じるのかもしれない。それでも、他の誰かにとっては、“愛すべき歌”にだってなり得ることがある。 その“違…

Ambivalent about VaVaの「悲しいAkon」

VaVaの「悲しいAkon」が突き抜けている。 これまで“アンビバレント”といえば、欅坂46(現、櫻坂46)のそれが浮かんだが、私の脳内ディクショナリー・“アンビバレント”ページの中に、新たな曲が刻まれた。 それが、この曲。VaVaの「悲しいAkon」である。 悲し…

溢れ出る“ゲーム愛”!【PLAY ALIVE 2021:Apex Legends シーズン8】公式テーマソング「Triforce」から感じた魅力

VaVa、Yo-Sea、そしてOMSBの3人が、それぞれ“内なる力”を発揮している楽曲をリリースした。その名も「Triforce」である。 Triforce (feat. Yo-Sea & OMSB) [Arcade Mix] VaVa ヒップホップ/ラップ ¥255 provided courtesy of iTunes “トライフォース”と聞い…

【DISH//「ルーザー」】“夢”とともに咲き誇れ、“華”の四重奏

2月24日にリリースされたばかりの、DISH//のニューアルバム『X』(読み:クロス)。このアルバムのスタートを切るのは、リード曲の「ルーザー」だ。 この曲は、さまざまな“試練(クロス)”を“渡って(クロス)”きたからこそ、生まれたような1曲となっている…

【YOASOBI】自分の中に眠る“怪物”を飼いならせ

無関係ではない怪物 怪物は、人間に害を与えたり、襲ったりする恐ろしい生き物として、はるか昔から描かれてきた。 例えば、ギリシア神話に登場するメドゥーサ。蛇でできた髪を持ち、見るものを石化してしまう魔力を持つ怪物として描かれていることは有名だ…

【年間ベストソング2020】この1年を統括する、ちゃんさき的ストーリー(うち10曲、コロナ禍と私ver.)

2020年12月。 音楽を愛する人たちが、年間ベストを次々と発表していく時期の突入だ。 密かに“マイベスト”を作ることに憧れを抱いていた私は、今年こそはと気合いを入れて、書いてみることにした。 さまざまな曲を聴く中で、特に気に入った20曲をセレクト。10…

【年間ベストソング2020】ちゃんさき的トップ20曲で、ストーリーを描く!(うち10曲、恋愛ver.)

さまざまな曲がリリースされた、2020年。 いろいろあった1年もそろそろ終わりに近づいているが、毎年多くの媒体やジャーナリスト、ライターからブロガーまで、音楽を愛する人たちが最後に力を振り絞る季節がやってきた。 年間ベストを発表する時期の到来であ…

【自信がない女の子へ】持つべきものは“イケメン”

“kawaii”や“美しさ”。それは女の子にとっての一生のテーマなのかもしれない――。 今日も若い女の子たちがこぞってゲームセンターのプリクラコーナーに集っている。パッチリデカ目、透き通るような肌、輝く髪――。“女の子の憧れ”を一瞬で手に入れることのできる…

【BABYMETAL】“シヴァ神”が降臨した、“闇の世界”から感じたこと

シヴァ神――彼はダンスの神でもあり、破壊を司る神様だ。よりよい世界を創造するために、踊りながら今あるすべてを破壊し、再び再生へと導く力を持っている。いわゆる“破壊神”である。 BABYMETALが“闇の世界”をテーマに展開した1月26日のライブパフォーマンス…

ヨルシカ、秋山黄色、サカナクション…“恋うた”5曲で恋愛ファンタジーを描いてみた

いよいよだ。 梅雨は明け、もうすぐ本格的な夏がやってくる。 「そろそろ素敵な恋、したくない?」 私の中のブルゾンちえみがそう問いかける。そんな恋の季節の到来だ。 そこで今回は、恋愛ソングを紹介していきたいと思う。 以前、テレビ朝日系の音楽バラエ…

【NOISEMAKER「Better Days」】自分の想いに身を任せて

NOISE――。 いわゆる“雑音”は好きではない。 人の話し声や足音。車のクラクションや街頭ディスプレイの映像音。 家を飛び出すや否や、一瞬でそんな都会の喧騒に呑まれてしまう。 それらが一体となって作り出される“不協和音”には、思わず「僕は嫌だ」と叫びた…

【RPG好きな君へ】“ゲーム愛”がほとばしっている、“ゲーマー魂”あふれる楽曲はコレだ

外出自粛期間中の今、おうち時間をどう過ごしているだろうか。 自宅ライブやオンライン飲み会を愉しんでいる人、お菓子作りに挑戦している人、ひたすら本や漫画を読んでいる人など、さまざまな過ごし方をしている人がいるだろう。 そして中には「僕おうちに…

BABYMETAL、RADWIMPS、KANA-BOON…アーティスト6組で表す、時間に追われている人の1日

時間厳守。それは日本にいる限り、つきまとう問題だと思っている。 “時間を守ることが美徳”とされている日本の文化 日本は時間に厳格な国だと思う。日本で暮らしている限り、日々、嫌でも時間を意識せざるを得ないだろう。 例えば、遅刻なんてしたものなら大…

BABYMETALが灯し続ける“希望の光”

はじめに 新型コロナウイルスの影響で、数々のライブやイベントが中止や延期を発表している。 感染拡大防止のために求められている、不要不急の外出、および密閉空間・密集場所・密接場面の「3つの“密”」の回避は、やはりエンターテインメント業界にとって痛…

大事にしたいもの持って大人になるんだ

はじめに 新型コロナウイルスが猛威を振るっている。 感染拡大防止のため、卒業式が次々と中止になるほか、各地で臨時休校の措置がとられるなど、その影響力は凄まじい。 また、ライブやイベントなどの自粛も相次いでおり、エンターテインメント業界に携わる…

Fear, and Loathing in Las Vegasに2度泣いた、CDJ19/20でのお話

“なんちゃらラスベガス”の愛称でも親しまれる、Fear, and Loathing in Las Vegas(以下、ベガス)。 彼らは今からおよそ2週間前となる12月31日、COUNTDOWN JAPAN 19/20(通称:CDJ19/20)のGALAXY STAGEに出演していた。 そして、この日がきっかけとなり、筆…

想いを未来へ繋げたKANA-BOON【CDJ19/20 ライブレポート】

KANA-BOONが年内最後に魅せたライブは、並々ならぬ想いがひしひしと伝わってきた。 年越しの音楽フェス・COUNTDOWN JAPAN(通称:CDJ)。彼らは、CDJ19/20の3日目となる12月30日に、EARTH STAGEに登場した。 メンバーを率いるフロントマン・谷口鮪(以下、ま…