このブログを読んでいただいている方は既にお気づきだと思うのだが、筆者は今、転職活動をしている。
そして、なかなか決まらず、たまに落ち込むこともあった。
そんな私を励ましてくれているのが、“沸ける正統派アイドル”Devil ANTHEM.(通称:デビアン)の存在だ。
第一弾のライブレポートでは、デビアンを好きな理由などについて語ったが、今回は、今の生活を記録しておくためにも、エントリーから内定までの各プロセスの心理状況を楽曲ごとに描写してみようと思う。
デビアンの楽曲を聴く中で、転職活動中の心理状況と結びつく楽曲が多いことに気づいたことがきっかけだ。
※第一弾のライブレポートはこちら
- 「覚醒WOW WOW」 → 現職での違和感
- 「ALRIGHT」 → 転職活動への意欲
- 「恋する乙女のクライシス。」 → 企業への興味
- 「らすとご!!」 → 適性検査
- 「あなたにANTHEM」 → 面接前の朝
- 「Only Your Angel」 → 面接中
- 「EMOTIONAL」 → お祈りメール
- 「BE AMBITIOUS!!」 → 周囲からのエール
- 「Fever」 → 2社目に挑戦
- 「MY WAY」 → n社目に挑戦
- 「以心伝心」 → 意思確認
- 「Fly」 → 内定
- 感想
「覚醒WOW WOW」 → 現職での違和感
“自分で選んだはずなのに なぜなぜ 心は満たされない 本当は気付いてるその理由 でも弱い心は認めはしない”といった歌詞から始まる「覚醒WOW WOW」。就職した企業では心からやりたいことができなかったとき、このように感じる人も少なくないのではないだろうか。
そして、“そんな日々の先には どんな未来があるの”だろうか。この先も後悔の“涙流す”日々が待っているのではないかと思う。
この曲は“そんな日々はもう終わり”にしよう、と言っている。“譲れない 想い”を握りしめて、“理想の自分へアップデート”しようと言っている。
転職活動という名の“革命”を起こすときがやってきたのだ。
「ALRIGHT」 → 転職活動への意欲
“Make a story...”で始まり、同フレーズで締めくくられる「ALRIGHT」では、自由に思い描いた未来へ向かって踏み出そうといったようなメッセージが伝わってくる1曲。
何度も繰り返される“Gonna be alright”という歌詞からは、「やりたい業種や職種にきっと就けるよ、大丈夫だよ」といった自分へのエールにも感じられるだろう。
“新しいチャレンジに 戸惑いもある”かもしれないが、この曲は背中を力強く押してくれるに違いない。
「恋する乙女のクライシス。」 → 企業への興味
ものすごく行きたいと思える企業に出逢ってしまったとき、「ここじゃなきゃダメ!」といったような情熱がほとばしり、まるで恋に落ちたような感覚になる人も多いのではないだろうか。しかし、同時に「強敵たくさんいそう」「落ちたら嫌だなあ」といった不安に苛まれて尻込みしてしまうこともあるだろう。
そんなとき、オススメするのが「恋する乙女のクライシス。」。悪魔の“劣等感に焦燥感”といったメッセージを振り払い、天使からの“行動力に忍耐力”といったアドバイスを受け取りながら、“最上級の愛をキミ(企業)にあげる”のである。
その情熱は、きっと企業にも伝わるのではないだろうか。
「らすとご!!」 → 適性検査
授業が終わるまでのラスト5分をカウントしている「らすとご!!」。この曲の長さもきっかり5分となっている。
本来はそんな心が躍る様子を表現した曲となっているが、何度も“あと5分”とリピートされる歌詞は、まるで適性検査であと5分しかないと焦燥感に駆られてしまう気持ちと似ているのではないだろうか。
「あなたにANTHEM」 → 面接前の朝
“あーもう朝だー”と呟くセリフから始まる「あなたにANTHEM」。
“ちょちょちょっと待って!”や“ヤダヤダ待ってなんからんないYO!”と交互に繰り返されるフレーズでは、時間と戦う様子がコミカルに描かれ、時間がない朝を表現している。
また、“掴み取るよ! 掴み取るよ! チャンス1度きりだけ”や“今しかない! 今しかない! 巡り来たこのチャンス”の他、“遠い道のりだとしても チャンスは必ず掴みたい”といった歌詞はまさに行きたい企業の内定を勝ち取りたい面接前の気持ちにぴったり。
「Only Your Angel」 → 面接中
必死に面接官にアピールする光景が浮かんだ「Only Your Angel」。
“あっちこちに 溢れてる カワイイ女子ではない ちょっとチクっと トゲがある それがわたしです”と自己開示したかと思いきや、“ちょっとわざと 君のタイプ 狙ってる服を着て ふいにフワッと 笑顔で アピールしたりね”と、とにかく行きたい企業に入るため、一心不乱に全力を尽くしている様子が感じられる。
また、“不思議な程に そう 惹かれて行くの 理由なんてないの 全部 全部 好きで”や、“止めようとしてもダメ 加速する想い 傷ついてもいいの 全部 全部 知りたい”と、想いが熱すぎるあまり、もはや企業に恋をしてしまっている状況だ。
これでは、企業も困ってしまうのではないだろうか。
「EMOTIONAL」 → お祈りメール
“分からなくなるんだ 息を切らして走り続ける意味 抱え込んだ悩み いつか笑えるときがくるのかな”というフレーズから始まる「EMOTIONAL」。ものすごく行きたい企業からお祈りメールが届いてしまったとき、思わずこんな心境になってしまう人も多いのではないだろうか。
しかし、どうしても掴みたい夢を持っている人は、“このままじゃまだ終われない”し、“遠回りしても諦めたくない”と思うだろう。立ち止まることはあっても、自分を信じて、再び夢に向かって突き進んでいくに違いない。
「BE AMBITIOUS!!」 → 周囲からのエール
“Don't mind! 大丈夫だよ 落ち込む必要ないんだ 次に来るチャンスはそうキミのものだよ”の他、“悩むとききっとあるけど そんなときこそ踏み出そう 強い気持ち忘れずに!”といった「BE AMBITIOUS!!」の歌詞からは、行きたい業界や業種の面接に落ち、落胆しているときに聴きたくなるような1曲となっている。
この曲を聴けば、どこからかパワーがみなぎり、“まだまだ終われるわけないじゃん”といった気持ちにさせてくれるだろう。
「Fever」 → 2社目に挑戦
“まだまだやれるはずだ 掴み取るんだ!”や“どんな困難だって立ち向かうぞ!”の他、“夢をNever give up! 諦めない!”、“よっしゃ!どうか期待しててね!これからのハイなステージ ”と心がメラメラ燃えている様子が感じ取れる「Fever」。
1社目で上手くいかなかったものの、どうしても行きたい業界、あるいはやってみたい職種なのだろう。そこで終わりにせず、“行動しなくちゃはじまらない”、“今が頑張りどきなんだ”とやる気に満ち満ちた様子でめげずに2社目に挑戦している姿が想像できるのではないだろうか。
そうして頑張っている姿を、引き続き友だちや家族などの周りの人たちが温かく見守っているのだろう。“気づけばみんないてくれて ホント ホントに幸せ”という歌詞からはそんな光景が浮かんだ。
「MY WAY」 → n社目に挑戦
“行くよ! Let's go! Stand up! Find a way! 向かい風にも負けずに 全力で 全力で走り出せ”というフレーズが印象的な「MY WAY」。
“描いている夢はまだまだ遠くて”なかなか簡単には上手くいかないことから、“くじけそうにもなる”のだろう。しかし、何度選考で“躓いても 擦りむいても”、どうしてもあきらめられない夢だからこそ、それを叶えるために“ただ前に進み続けたい”といった想いや、“絶対に 絶対に叶えるよ”という情熱にあふれているのではないだろうか。
「以心伝心」 → 意思確認
“出逢えてサンキュー ほんとサンキュー これって奇跡だよね”という「以心伝心」のサビからは、ようやく自分にふさわしい企業が見つかったのだろう、と想起せずにはいられない。
また、“心配しないでね いつでも一緒だから”といった頼りになる言葉には、思わず安堵のため息が漏れてしまう人もいるのではないかと思う。“通じ合えるよ どんなときも ほら 以心伝心で”、“かけがえのない強いキズナ 僕を照らすよ ずっと”といった歌詞からも、自分と相性の良い企業と出逢えたことが見受けられるだろう。
「Fly」 → 内定
爽やかな風が感じられるような、軽やかでポップな曲調が印象的な「Fly」。
“窓を開けたら広がる 新しい空”や“ココロ弾むような出来事が きっとこれから始まる”といった歌詞からは、就職先が決まり、新しい職場に対するワクワク感や期待で胸がいっぱいになっているように感じられる。
また、サビの“未来までFly away! どこまでもOn my way!”といった箇所では、自分らしさを忘れずに、自分が考える理想的な未来をイメージすることで飛躍できる、というポジティブなメッセージが込められているように思った。
感想
私の転職活動がいつ終わるのかはまだわからないが、なんとなくもうすぐ終わる気がしてならない。
たまにデビアンのライブに行くなどの息抜きを挟みながら、最後まで自分を信じて頑張りたいと思う。