ミュージック バンク

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感性に訴えてきた楽曲を、ちゃんさきセレクションでお送りする音楽ブログ。独断と偏見で綴っています。

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【苦しんでる君へ】“サウンドテロリスト”が教える、苦しみを爆破する方法

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苦しんでる君へ

これを読んでいる君は、きっと今何らかのつらい状況にいるのだと思う。

一人ひとり「つらい」と感じる物事は異なるけれど、君の苦しみを少しでも救ってあげたい。

 

そんな想いから、君にお便りを書いてみたい。

君は“サウンドテロリスト”を知っているだろうか。

サウンドテロリスト”の来襲

裏路地にある雑居ビルをアジトに暗躍している彼ら。

メンバーから絶大の信頼を得ている、グループのリーダー・重戦車、触れることすら難しいスピードで逃走できる・韋駄天、グループの頭脳と言われる、かなりの戦略家・特攻参謀、魔法をかける力があると言われる声を持つ・音魔術師(別名:ボイスマジシャン)の4名からなるグループだ。

そんな彼らはマイクを武器に、ライブステージで活躍中。“サウンドテロリスト”の音楽には民衆を動かす力があると言われており、その威力は敵対心を抱く相手さえも虜にしてしまうほど。

彼らは20XX年、音楽の影響力に驚異を覚え、音楽を作ること・聴くことの権利を奪った“世界政府”から自由を取り戻そうとすべく来襲したそうだ。

 

そんな“サウンドテロリスト”の音楽に私も触れる機会があった。

さまざまな社会の闇に怯えながら生きている人々の、あらゆる闇を一掃してくれるような迫力のあるサウンド。それから、夢や希望、勇気を与えてくれるようなパワフルかつ心に突き刺さるようなリリック。諸悪をはねのける力が、確かに感じられたのだ。

君にも、“サウンドテロリスト”のメッセージを共有したい。彼らの音楽は、君を少しでも救ってあげられるかもしれないと思うのだ。

誰かに疑われていて苦しんでる君へ

君は、本当は何も悪いことをやっていないのに、何か悪さをしたというデマを流され、疑いの目を向けられているのかもしれない。

それで、すごく逃げ出したくなっているのかもしれない。

そんな君へ、“サウンドテロリスト”のエピソードを紹介したい。

 

サウンドテロリスト”は“世界政府”にとっては敵に見えているが、国民にとって彼らは自由を与えてくれる救世主のような存在だ。

そんな“世界政府”は“サウンドテロリスト”を捕えようと、あらゆる戦略を試みる。

例えば、ニュース速報。

街頭ビジョンに“サウンドテロリスト”が“サウンドテロ”を行うという、新たな犯行声明を出したことが映し出され、彼らがいかにも悪であるかのような情報を流される。国民は情報が錯綜し、“サウンドテロリスト”が自分たちにとってのヒーローなのか、悪党なのかわからなくなっている。

しかし、そんな中でも“サウンドテロリスト”たちは決してあきらめない。爆薬よりも威力のある歌いまわしと歌詞を考え、国民だけでなく、“世界政府”も説得させ、みんなに音楽で自由を与えようと試みるのだ。

そんな“サウンドテロリスト”だが、本当は逃げ出したい気持ちでいっぱいになっている。ただ、彼らは一度決行すると決めたことは必ずやり遂げる覚悟を持っている。後戻りなしのまま、仲間とともに一つひとつのやるべきことをこなしていくのだ。

 

君を信じてくれる人は、必ずいる。

大丈夫、君は何も悪いことをしていないのだから。

仲間とともに立ち上がってほしい。

苦しんでる君よ、立ち上がれ

争い、噂、不安、妬み… みんな苦しんでいることはそれぞれあると思う。

そんなときこそ、目を閉ざさずに今を見てほしい。耳を塞がずに真実に耳を傾けてほしい。

そして、一番大事なこと。明日を閉ざさずに、心を開いてほしい。

それが君の苦しみを爆破できる唯一の方法だと思う。

 

最強の敵はいつだって“自分”の感情だと思う。

だからこそ、押し殺した気持ちは全て吐き出していい。

自分の感情と向き合うことで、苦しみから解き放たれることができるのではないだろうか。

そんなことを“サウンドテロリスト”は、伝えてくれているように感じた。

サウンドテロリスト”の正体

説明が長くなってしまったが、“サウンドテロリスト”というのは、湘南乃風のこと。

よかったら、彼らの楽曲「爆音男 ~BOMBERMAN~」を聴いてみてほしい。

これまで綴ってきたことよりも、言いたいことがずっと伝わるんじゃないかなと思うんだ。

またお便り書くね。

ちゃんさきより