ミュージック バンク

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感性に訴えてきた楽曲を、ちゃんさきセレクションでお送りする音楽ブログ。独断と偏見で綴っています。

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【NOISEMAKER「Better Days」】自分の想いに身を任せて

NOISE――。

 

いわゆる“雑音”は好きではない。

人の話し声や足音。車のクラクションや街頭ディスプレイの映像音。

家を飛び出すや否や、一瞬でそんな都会の喧騒に呑まれてしまう。

それらが一体となって作り出される“不協和音”には、思わず「僕は嫌だ」と叫びたくなってしまうのだ。

 

ただ、そんな中でも、好きな“NOISE”がある。

 

――NOISEMAKERだ。

“音楽クリエイターズ集団”NOISEMAKER

4人組オルタナティブロックバンド・NOISEMAKER。

彼らが奏でるジャンルはロックだけにとどまらない。

時にはパンクなことも、あるいはオルタナなことだってある。また、ロックにヒップホップを混ぜてみたり、R&Bを加えてみたり。はたまたシンセなどの電子音楽を取り入れてみたりと、さまざまなジャンルの音を融合しつつ、一つひとつの音が決して喧嘩せずに美しいハーモニーとして成立しているサウンドが魅力なのだ。

そんなNOISEMAKERは、アートワークやデザイン、サウンドメイクなども彼らが行っているから驚きだ。7月1日に発売されたミニアルバム『H.U.E.』のジャケ写は、ボーカルのAGが手掛けている。初回限定盤に封入されているカラーシートを覗くと、さまざまな“顔”が映し出されるという遊び心あふれる作品になっているのだ。

今回は、そんな『H.U.E.』から、「Better Days」という曲を自由に紹介していきたい。

Better Days

Better Days

  • NOISEMAKER
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

信じるということ

私には夢がある。音楽ライターになりたい。

今はもう離れてしまったが、私にはかつて、記者として働いていた時期があった。あのとき味わえた景色はもう、色あせてきてしまっている。ただ、自分の好きな“書くこと”を仕事にすることができて、毎日が楽しかったことだけははっきり覚えている。

挫折を経験し、一度手放してしまった夢。それでも、音楽ライターになりたいという想いだけは、決して消えることはなかった。

そこで始めたのが、このブログだ。なれるかどうかも分からないし、だいぶ遠回りだとは思っている。それでも私は、自分の夢を叶えたくて続けている。

NOISEMAKERが届ける“応援ソング”

歌詞にじっくり耳を傾けながら、そんな想いに改めて気づかされた。

それだけでない。今なんらかの問題と戦っている人や、葛藤している人にも勇気や希望を与えてくれる曲のように思った。

また、最後のゴスペルコーラスにも胸を打たれるものがあるのではないだろうか。その場にいる人たちが一斉に立ち上がり、声を張り上げながら、手を叩いたり、ステップを踏んだりする姿が浮かんだのだ。

生活に基づいた前向きなメッセージを、英語という世界共通語で多くの人たちと一緒に歌い上げる様子は、人種や国境を越えて、たくさんの人たちの共感を呼ぶことだろう。

この世界に色を付けるのは誰だ

ライブでNOISEMAKERとともにシンガロングする光景を、私は観たい。

「この日々は良くなっていく」。

そう信じることで、本当に世の中は少しずつ好転していくのではないだろうか。

 

この世界に色を付けるのは、他の誰でもない。きっと“君”なんだ。

 

ジャケ写や歌詞、アートブック。さらにはMVの結末も変化する、アルバム『H.U.E.』の初回限定盤に封入されているカラーシートからは、そんな想いが感じられた。