ミュージック バンク

ミュージック バンク

感性に訴えてきた楽曲を、ちゃんさきセレクションでお送りする音楽ブログ。独断と偏見で綴っています。

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ライター実績(※8/20更新)

自己紹介 元記者。出版社での経験を活かし、音楽ブログ「ミュージック バンク」の運営をスタート。音楽やゲームなど、自分の“好き”と向き合った記事を執筆している。他媒体での実績は以下。 WEBメディア掲載実績 『ENTAME next』様 entamenext.com 『UtaTen…

【感覚ピエロ】“エロ”と“感覚”に素直な彼らが放つ、ハイブリッドなその魅力とは

“感エロ”と呼ばれる感覚ピエロ アグレッシブなサウンドを武器に、さまざまな楽曲を展開している感覚ピエロ。 “感エロ”とも略される彼らなのだが、その愛称から“エロ”のイメージが先行して、楽曲をちゃんと聴かない人もいるのはなんだか惜しい気がする。 もち…

【年間ベストソング2023】遅ればせながら発表する、究極の9曲

早いもので、時は2024年の7月末。まもなく8月に飛び込もうとしているこのタイミングに、ようやく昨年度の年間ベストソング(総合編)が完成した。 2023年も諸々あったのだが、相変わらずのマイペースさは変わっていない。それどころか、さらに追い打ちをかけ…

【宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」】“金色”に光り輝く“魂”の歌

宇多田ヒカルの「Gold ~また逢う日まで~」が大変に素晴らしかったことをまず言わせてほしい。 実はこの曲についてメディアで掲載する予定だったのだが、当時は情報の扱いがかなり厳しかったことや、当方の実力不足なども伴い、諸々話し合った結果、寄稿は…

【第12回アイドル楽曲大賞2023】この曲がアツかった!マイベストアイドルソング

今年も開催された、全国のアイドル好きが密かに楽しみにしている“冬の風物詩”アイドル楽曲大賞。 1年間にリリースされたさまざまな女性アイドルの曲の中から、メジャーアイドル楽曲部門、インディーズ/地方アイドル楽曲部門、アルバム部門、推し箱部門の4つ…

YUNGBLUDとBMTH・Oli「Happier」の“主人公”を“反面教師”とした――そこから考える“幸福への道標”

あなたは誰かを本気で好きになったことがあるだろうか。 あまりにも突然な問いに驚いてしまった人も少なからずいると思うが、本気で誰かを好きになった人になら、穏やかで温かい想いとは裏腹に芽生える恐怖心に悩まされてしまう気持ちも分かるのではないだろ…

“甘辛MIX”で刺激的♡ 1つのプレートで2種の味わいが堪能できる【デビアン秋の豪華メニュー】がたまらない

今年5月にビクターエンタテインメントよりシングル『ar』をリリースし、メジャーデビューを果たしたDevil ANTHEM.(通称:デビアン)。 彼女たちの“加速していく(accelerate)”といった意志が存分に表れた同シングルに続き、既に先行配信がスタートしている…

【ジェニーハイ】まさかの典子さんが欠席した“クラシックコンサート”の幸先

ファン待望のアルバム3作目『ジェニークラシック』をリリースしたばかりのジェニーハイ。 コアなファンが待ち望んでいたのは、何より“典子さん”の行方だろう。 愛すべき典子さんの魅力に迫る パートナーを夢中にさせるべくダイエットに励むも、大好きなタピ…

とってもダメウーマン! ヤバT、花冷え、ジェニーハイで紡ぐ、崖っぷちOLのとある日々

新卒の際に入社した会社を除き、これまでメディア関連の仕事に携わってきた。 そんなちゃんさき氏だが、自分に合う会社だけでなく、合わない会社に所属していたことも少なくない。 つい先日、最終出社を迎えた企業は後者だった。 こればかりは入社してみない…

“ロックンロール・ドリーマー”の音色は、今日も鳴り止まない

はじめに あなたは心の中の“ロックンロール”をかき鳴らしているだろうか――。 “ロックンロール”。“ロック(rock)”と(and)“ロール(roll)”からなるこの言葉。日本語に無理やり訳すとしたら、“石が転がる”である。より分かりやすく表現するとしたら、“意思…

【年間ベストソング2022】ちゃんさきが選ぶ、マイベスト10選

明けましておめでとうございます。 早いもので、時は2023年の1月。2022年もさまざまな楽曲がリリースされ、多くの媒体やジャーナリスト、ライターからブロガーまで、音楽を愛する人たちが既に年間ベストを発表している中、遅ればせながら、今、昨年の年間ベ…

【第11回アイドル楽曲大賞2022】この1年を彩った、ちゃんさき的ベストセレクションはコレだ

1年もそろそろ終わりに近づく頃、全国のアイドル好きが密かに楽しみにしている“冬の風物詩”がある。それが、アイドル楽曲大賞だ。 1年間にリリースされたさまざまな女性アイドルの曲の中から、メジャーアイドル楽曲部門、インディーズ/地方アイドル楽曲部門…

PIGGSの「まじ無理ゲー」から感じた、“ポジティブな無理”精神

“無理”という言葉を避け続けてきたのは、いつからだろう。 筆者は“無理”という言葉が嫌いだったのだ。昔からプライドがやや高いからだろうか。あるいは、負けず嫌いな性格も影響していたのかもしれない。まだまだ秘めているかもしれない可能性を、“無理”と言…

夜と私――部屋で踊る不器用な踊り

周りを見渡せば、エンタメを現場で楽しんでいる人がいる。ライブやフェスに参加したり、映画を観に行ったり。とにかく、みんな楽しそうだ。 それもそのはず。今ではだいぶ新型コロナウイルス感染対策の緩和が進んできているため、公共の場でのマスク着用など…

【On the treat Super Season】“おすしとスサシ”から見る、無限の可能性

いま推している“おすし”こと、アイドル・On the treat Super Season。 メンバーそれぞれが異なる個性を放ちながらも、一人ひとりの“旨味”が美味しく溶け合うパフォーマンス。それから病みつきになるメロディやサウンドは、聴くものをたちまち笑顔にしてしま…

時空を超える「Super Ocean Man」から感じた、banvoxの固い意思

banvoxがダンスミュージック界を率いる日本人スターのひとりだという人がいたら、それは半分正解であり、半分違うと思う。彼はもっと自由なのではないか――。 “ジャンルや型に縛られたくないんですよ”。以前どこかで読んだインタビューでそう話していたbanvox…

WurtSの「SPACESHIP」から見る、“慢心”との戦い

初めて聴いたときから深みがあるように感じた、WurtSの「SPACESHIP」。 そして何度も噛みしめるうちに、さまざまな“旨味”を味わうことなったのだ。 やはりこの曲には魅力がたんまり詰まっている。そう確信した瞬間だった。 そして、この曲がNHKのパラスポー…

【On the treat Super Season】“おすし”の旨味をご堪能あれ!

病みつきになるハードコアなサウンド、クセになる歌詞、個性的なメンバー、魅せるパフォーマンス、それから多幸感に満ちたフロア――。 どこをどう切り取っても魅力にあふれている、アイドル・On the treat Super Season(通称:OSS。おすし)に、いま夢中であ…

WANIMAの「曖昧」に問われた“本気度”

突然の出逢い Apple Musicのプレイリスト「トゥデイズ J-ロック」を流しながら作業していたのだが、WANIMAの「曖昧」のところでふと手が止まる。 メロディがなんとなく心地よく、楽曲をクリックしてみる。そこには「曖昧」と大きく書かれた文字と、男女が楽…

マイベスト10曲を紡いで描く、ちゃんさき的ストーリー2021【年間ベストソング】

早いもので、もう12月だ。 2021年もさまざまな曲がリリースされた。そして、1年が終わりに近づくにつれ、多くの媒体、それからジャーナリスト、ライターからブロガーまで、音楽を愛する人たちが次々と年間ベストを発表し、各地で盛り上がりを見せている。 そ…

“リアルプリンセス”ちゃんみな――“今”を生きる彼女が更新する“プリンセス像”を観た

「私はずっとプリンセスになりたいと思っていました」。 先日、日本武道館にて行われた単独ライブ「THE PRINCESS PROJECT - FINAL -」で、そう話してくれたちゃんみな。デビューアルバム『未成年』から「世界一 microphoneが似合う princess」や「I'm a prin…

“人を楽しませる天才”ジェニーハイの、音楽を超えたエンタメの最高峰【アリーナジェニー】

ジェニーハイが音楽とお笑いの最高のフュージョンで奏でた「アリーナジェニー」。それは“天才を超えよう”という、そのバンド名にふさわしい圧巻のライブだった。 ワクワクするオープニング パーキングのマークまであり、細部までこだわりを感じるコンビニを…

奥深さを感じる、Zeddの「Funny」

美しいメロディラインに定評のある、Zedd。 「Stay」や「The Middle」では、そのお洒落なメロディに乗せて、切ない歌詞が響き渡る――。筆者は見事なまでに溶け合った、その美しいハーモニーがたまらなく好きなのだ。 先日開催された「SUPERSONIC 2021」に出演…

コロナ渦に見る、マキシマムザ亮君の“変わらない”カッコよさ

変わってゆくものの中にある、変わらないもの 今でも感染拡大が続いている、新型コロナウイルス。コロナ渦に巻き込まれてからというもの、マスクが外出する上での“必需品”となったり、ソーシャルディスタンスを心掛けるようになったりと、私たちの日常の多く…

KANA-BOON、ЯeaL、サカナクション…“SNS”がテーマの曲から、その使い方を考えてみた

私たちは何かとスマホをチェックしがちである。 LINE、Twitter、Instagram、Facebook、YouTube、TikTok、Clubhouseほか、数多のSNSがひしめき合う今。スマホを手放せなくなっている人も少なくない。 そうしたSNSを楽しむ目的で使用しているのならよいのだが…

“ヘタクソ”のその先へ――“愛すべきラブソング”たちの想いよ、響け

歌の上手い、下手だけで曲を判断する人がいる。 “下手”だと感じれば、簡単に切り捨ててしまう人が、残念ながらいる。 誰かにとっては、“ヘタクソ”に感じるのかもしれない。それでも、他の誰かにとっては、“愛すべき歌”にだってなり得ることがある。 その“違…

Ambivalent about VaVaの「悲しいAkon」

VaVaの「悲しいAkon」が突き抜けている。 これまで“アンビバレント”といえば、欅坂46(現、櫻坂46)のそれが浮かんだが、私の脳内ディクショナリー・“アンビバレント”ページの中に、新たな曲が刻まれた。 それが、この曲。VaVaの「悲しいAkon」である。 悲し…

溢れ出る“ゲーム愛”!【PLAY ALIVE 2021:Apex Legends シーズン8】公式テーマソング「Triforce」から感じた魅力

VaVa、Yo-Sea、そしてOMSBの3人が、それぞれ“内なる力”を発揮している楽曲をリリースした。その名も「Triforce」である。 Triforce (feat. Yo-Sea & OMSB) [Arcade Mix] VaVa ヒップホップ/ラップ ¥255 provided courtesy of iTunes “トライフォース”と聞い…

【Devil ANTHEM.「SS」】MVから見た、デビアンが“攻めの姿勢”を崩さない理由

3月3日にミニアルバム『SS』をリリースした、Devil ANTHEM.(通称:デビアン)。 その1曲目に収録されている表題曲「SS」では、どこか哀愁や切なさを漂わせるサウンドを挟みながら、疾走感のあるダンスミュージックに仕立てられた、抑揚のある楽曲となってい…

【DISH//「ルーザー」】“夢”とともに咲き誇れ、“華”の四重奏

2月24日にリリースされたばかりの、DISH//のニューアルバム『X』(読み:クロス)。このアルバムのスタートを切るのは、リード曲の「ルーザー」だ。 この曲は、さまざまな“試練(クロス)”を“渡って(クロス)”きたからこそ、生まれたような1曲となっている…